昔ながらの食べきれないほどの量が出る旅館料理を期待される方にとっては、
当館の日本料理は、もしかしたら『もうちょっと食べたい』と感じるかもしれません。
それは当館の日本料理は、ご年配の方でも食べ切れてしまうくらいの量だから。
でも、きっとその『もうちょっと食べたい』っていうのがいいのだと思います。
お腹いっぱいになって「もう食べきれない」っていうことになってしまったら、
『次はどんな料理が出るんだろう?』っていう楽しみがなくなってしまいますから…。
『次はどんな料理が出てくるんだろう?』
想像してみてください。
月替わりの献立表を片手に、『次の一皿は何…?』なんて想像したら、
それだけでワクワクしてきませんか?
そうです。
そのワクワク感が美味しい料理を、さらに美味しく感じさせるのです。
そのワクワク感が充足感に変わる頃、
きっとお腹も心も満たされているはず…。
皆様がお食事を終えた後で、満足を感じるような料理というものは、
実はとってもむずかしいのです。
だから板前は日々研究を怠りません。
「当たり前の旅館料理ではない料理とは…?」と…。
昔ながらの温泉旅館の食事を超越し、素材選び・器・盛付に至るまで、
「誰にも真似できない芸術品」に仕上げようと、何度も試行錯誤を重ねながら、
そんな日々の探究心から生まれた芸術品とも呼べる一皿一皿。
目で、舌で、
そしてその食事の時間そのものを楽しむ。
これぞ料理の醍醐味…。 |
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